AO入試・推薦入試で合格したいあなたに最新役立ち情報

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AO入試の現状を知る

AO入試とは大学のアドミッション・オフィス、入試事務局が独自の考えで行う入試の総称です。

AO入試の起源はアメリカで、日本には慶応大学が1990年に取り入れたのがその先駆けです。

AO入試は2000年以降急速に実施する大学が増え、07年では全国で400大学を超えています。これは全国の 大学の6割程度にあたります。AO入試で合格する生徒は4万人を超え、推薦入試で合格する21万人を加える と全大学の入学者の40%を越えています。

AO入試がここまでの広がりと人気を博している原因には、90年代の大学受験競争の過熱を問題視した文部科学省が 入試の多様化を打ち出したことにあります。

しかし、少子化が進んだ現在ではAO入試に対する懸念の声も上がってきました。それば、大学側が学生を早めに 確保する手段としてAO入試を打ち出してきたからです。原則として推薦入試は11月解禁という縛りがありますが、 AO入試にはそうした縛りがありません。

また、国立大学は従来推薦の募集を定員の3割までとしていました。しかし、08年度入試から推薦とAOの合計で 5割に引き上げることになっています。こうした流れから、AO入試はさらに拡大するものと予想されます。

ユニークなAO入試の具体例

●九州大学

21世紀プログラムとして学部を横断的に学問する人材を選考する。AO入試内容は、3種類の講義を受けたあとレポートの作成。そのあと2時間のグループ討論、さらに 小論文、面接と続く様々な関門が待ち構える。

●名古屋学院大学・経済学部など

大学に3日間の体験入学を実施。受験生の学習意欲や授業態度を評価する。

●成蹊大学・経済学部など

大学側が重視するゼミを引っ張っていけるリーダーとなれる人材を選抜。AO入試内容は集団面接での表現力や討論力を特に重点的に評価する。

●愛媛大学・農学部

愛媛県内の農山漁村地域マネージャになれる人材を選考。パソコンを駆使して、与えられたテーマで事前に資料を作成しそれを発表する試験など。

●千葉大学・教育学部

2次試験で「小学校交流体験試験」を課す。附属小学校で児童との交流の様子が評価対象となる。

自己推薦書の例・看護学部志望の場合

私は、技術と知識、そして人格を兼ね備えた理想の看護師になりたいので●●大学看護学部を志望する。

私は中学生からボランティア活動をしてきたが、その経験から看護師になりたいと思うようになった。人に必要とされる喜びや、充実感が得られる職業だと思ったからだ。

ボランティアグループの先輩が貴大学に通っており、とても充実した大学生活を送っていると輝かしい顔で話して下さった。

また、『誰かのためと思っていた職業が自分のためだったと気付く日のために知識を高める』という大学の方針は、ボランティアを通じて得た私の実感と重なるように感じた。

私は出来ることをしてあげたくてボランティア活動を始めたが、活動の中で患者さんに教えてもらうことの方がはるかに多く、「させてもらった」ということに気付かされたからだ。

そのことは、私自身の心の成長につながったと思う。

看護師という職は、患部の治療だけではなく怪我や病気によって不安や恐怖を抱えた患者さんの心のケアーもしていく職だと思う。国家資格にはそういう隠された意味があると思う。

また、その職に就く人に求められる適性は、正しく確実に、かつ素早く判断する力と、常に他人のことを自分のことのように考えられる思いやりの心をもつことだと思う。

これらは今の私には不十分なものであるが、貴大学でなら資格を取得するだけではなく、患者さん一人一人に対して自分にできる最大限のことを実行し、技術面でも精神面でも必要とされる人格をも磨くことができると思う。

以上の理由で、●●大学を志望し、貴大学で学んで、技術と知識、そして人格を兼ねそなえた理想の看護師になりたいと思う。

志望動機の書き方

推薦入試やAO入試を受験しようと考えた際には、まずはあなた自身が志望する学校の候補を選びその中から決めます。その次に必要な準備は試験に応募するときに事前に提出する志望理由書や自己推薦書を作成することです。

志望理由書や自己推薦書は自分の今までの取得した資格や経歴などを書きますが、特にしっかりとした推敲が必要になるのが志望動機の欄ではないでしょうか。志望理由書や自己推薦書を軽く考えてはいけません。

担当者は志望理由書や自己推薦書の「志望動機」の欄を特に重要視しています。そこで第一段階の選抜に残れるかどうかが決まるといってもいいかもしれません。

志望動機の内容で特に重要視されるのは「自分は入学後どういう勉強や学問をしたいのか」「この学校に入ったらどういったことをしていきたいのか」という点を明確にすることではないでしょうか。

まず「自分はどういう勉強や学問をしたいのか」についてですが、これを具体例を交えて書いておけば本人の真剣さの度合いの判断材料にもなることでしょう。

次に「この学校に入ったらどういった活動をしていきたいのか」ですが、これを書くことで学校側は自分達の学校にとって貢献できる人物かどうかを判断することができます。学校側は人材と呼べる学生を求めていますから、目標のない学生を入学させてしまっては意味がありません。学校と本人にとっての利益を考え、それに該当する学生・生徒、成果や実績をあげそうな学生を選別したいのが本音です。

そうした事情を考慮に入れると、深く考えることもなしに、緊張感のない感覚で志望動機を書かないようにしましょう。学校側の要求に対してあなたが該当するのか決めるのは当然ですが学校側にあります。あなたの熱意を十分に伝えるためにも 十分な検討を加えた上で納得のいく自己推薦書や志望理由書を作成しましょう。