自問自答を芋づる式に続ける
6.このように、自問自答を芋づる式に続けていくことで考えようとしている対象は詳しく理解できていきますね。これが分析するということです。また、メモすることが必要だと言いましたが、先の自問自答のメモを見ることで、次の問いを思いつくことが出来ることもありますし、いくつも出していく自問自答のメモの中で、どこから次の問いへ連続させればいいかが、メモがあれば分かりやすくなるわけです。そうして整理すると上のように単純な一本道の連想のように見えますが、実は、慣れてくると、上の自問自答以外の自問自答を頭の中で整理してしまっているのです。慣れるまでは全部書き出すようにしましょう。
7.また、注意して見ると、この自問自答は、単に思いつきを連続しているわけではないことが分かりますね。答えが出せない問いを出してしまった場合はそこで自問自答が行き詰まってしまいますね。行き詰まった場合はその理由を考えればいいのですが、できるだけ分析対象がどんどん理解できる方向に進めていくように注意するといいですね。そのように、問いを尽きることなく出していくためには、発想の柔軟性が必要だと言われますが、発想の視点としては、たとえば次のようなものを練習で使い慣れておくとよいでしょう。ちなみに、これは知識ではなくて、判断の基準ですから、言葉として覚えるのではなく、意味にも幅を持たせて活用するようにしてください。
5W1Hと呼ばれる視点
<とき><ところ><だれ・主体><何・本質><理由・経緯><方法>
そのほか
<逆転してみる><時を超える><場所を替える><量を変える>
逆転とは・・・・・善悪・正邪・正当不当・大小・長短・・
など基準を変えてみること
時を超えるとは・・いまがこうであれば過去はどうだったのか、未来はどうなるのか・・
とシフトしてみること(場所、量も同様)
これで分析が少しやりやすくなってきたでしょうか。分析する力を養うには、ひたすら数をこなすことと、その内容や意味を整理して自分の頭でしっかり理解しておくことです。 どうか、これを踏まえて十分にいろいろな小論文のテーマを分析してみてください。
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